滝行！おススメですよ！
あなたの人生にここちよいヒントをお届けするライフリクリエイター 中村美枝子です。
数年前から気になっていた「滝行」・・・やっと私にもタイミングがきて、体験することができました。
6年くらい前に、お友達が滝行へ行ったお話を聞き「私も行ってみたいなぁ」と思ったのがキッカケ。その後、数年してから「若い時に、滝行に行ったことがあるよ」という人にも話を聞くことができ・・・
「なにか」が変わるんだろうか？ 「なにか」が変わるんだろうな・・・それから、思い出すたびにGoogleさんで「滝行」と検索するも、調べて終わり。という日々が2年くらい続きました。
それが今年出逢ったばかりのA子ちゃんと、たわいもない話をしている中で「滝行いっしょに行きませんか？」と、いつのまにか日常の話をするみたいに口に出していました。
そこで返ってきた返事が「行くー！」の即答・笑
いつ？どこへ？という言葉も全くなし！ でもね、たぶん「行く！」の即答で返ってくると思ったから、A子ちゃんを誘ったんだと思います。
で、すぐにいつにしますか？って、トントントンと話が決まり、お互いのスケジュールが合う日を調整し、お寺に予約できる日を聞いて「行くー！」から1ヶ月後には滝に打たれていました。
何年も何年も行きたいなぁと思っていたのに、タイミングが合うといとも簡単に実現してしまう。不思議ですよね。私にとって「滝行体験」はあの時ではなく「今」だったんですよね。
それでは、ここから滝行レポスタートです。
霊山と言われる「妙見山」はたくさんの神仏が住んでいる
なぜか頭の片隅に「滝行は丹波で」とずっと思っていたので「丹波 滝行」で検索すると出てきました。【丹波篠山 鬼子母神 中本山 妙福寺】ホームページに記載されているのに、そこはすっ飛ばして読んでいたようで・・・笑
滝行日の数日前に知る事実。なんと滝行修行場は『川西市 妙見山』という場所にありました。丹波だと思い込んでいたんですが。
集合場所はこちら・・・「妙見の森ケーブル 黒川駅」
この日は、ケーブルカーは運休日。次回はケーブルカーに乗って頂上まで上がってみたいと思いました。あいにく曇り空で、まだまだ夏日だと思っていた気温も少し低め。内心、滝に打たれて大丈夫？わたし？と思いながら。
集合場所で待ってられたのは「妙福寺」の僧侶の方。とても、にこやかな笑顔でお迎えくださいました。あー。この笑顔だけで癒される❤
修行場までは、山道を10分ほど歩きます。緑がキレイで見渡す限り山がキラキラしていて･･･。霊山と言われているようにエネルギーがビシビシと伝わってくる。
A子ちゃんは都会っ子なので「キャッ、虫！」と言いながら私たちの後ろをついてきます。ホントに可愛い。
僧侶の方とお話をしながら歩く道中は、いろんなお話も聴けて楽しい時間でした。
でね、そんなシーンをA子ちゃんが写真を撮ってくれていたんですが‥‥「みえこさん･･･なんかすごいことになってます･･･みえこさん光ってる･･･」って見せてくれた写真がこれ⇩
とうとう昇華できた！？とも思ったのですが、いやいやそんなことはないでしょ・笑
この土地のエネルギーとその時の私のエネルギーが反応したんでしょうね。（ちなみに蛍光剤が入っている洗剤は使っていないので、蛍光剤が光ってるわけではありません）
たぶんこの山に歓迎されたんでしょうね^^ 神社やお寺好きな人は、写真にモーブが写ったりするのはよくあることですよね？私もよくあります。神社に入った途端、木がサラサラと動いたり。今回の写真、こういうのは初めてて、びっくりしました。でもどれをとっても歓迎して下さってるなぁと思うので良しとしています。
家に居てもモーブやラップ音や観葉植物の葉っぱが1枚だけ揺れたりなんかは、よくあることなので少々のことではビビりません。
道中にお稲荷さんがあったんですが。私はどうも「お稲荷さん」が苦手で怖いんです。なので申し訳ないですがお稲荷さんは拝観しません。同じ敷地にあっても「ごめんなさい。失礼します」といって通り過ぎます。
そんなお話をしていたら、僧侶の方が「それが正解です。お稲荷さんは本当の意味で熱心に信仰することができないなら関わらない方がいいです」とおっしゃっていました。ちゃんと祀らないと中途半端なやり方では、怖いことがいっぱい起きるそうですよ。
いよいよ滝行体験･･･思ったより冷たい
さてさて、いよいよ修行場に到着。滝行について説明を受け「行衣」に着替えます。下着が写らないように、2重にする腰巻。文字が入っていたのでこちらが上だろうと思っていたら下に巻くモノだったと聞いて大笑い。
それでも、こちらが上もありよね？僧侶の方も「どちらでも大丈夫ですよ」と仰って下さったので、気を取り直して巻きなおしました。
滝行は計3回。1回目は水に慣れる為、徐々に体を濡らし滝の中に入ります。これが思っていたより冷たくてびっくり！肌に直接当たる水は大丈夫なんですが、布を通して伝わる冷たさが「ひょぇっ」ってなります。
滝の上に不動明王さまが祀られています。見た感じより、滝の水圧、結構ありました。勢いも凄いのと冷たいのと…ちょっと弱気になる私（笑）
A子ちゃんとわいわい言いながら、それでも少しずつ慣れてきて2回目の修行にはいります。2回目は、僧侶の方がお経と共に「厄落し」をしてくださいます。ひとつだけ注意点があって、もし途中で無理！と思って滝から出ても戻ることはしないこと。これにも深い意味があるように思いました。自分の都合で出たり入ったり…これって滝行だけじゃなくて、日頃の自分の行動にも当てはまりますよね。
とにかく集中して、滝に打たれながら力強いお経とともに、力がどんどん抜けていきました。そこには『感謝』の気持ちのみが湧いてきます。思っていたより、あっという間に終わったんですが、体感では1分ほど。実際は3分以上あったようです。2回目の滝行の時間は、みなさんそれぞれ異なるそうです。
3回目はひとりで「祈願」のために滝に打たれます。時間も自由。何回でもOK。とにかく祈願です。自分が望むこと、願うことをひたすら滝の中で唱えます。声をだしてもOK。心の中で唱えてもOK。
A子ちゃんが滝に打たれている間、僧侶の方とお話をしていたんですが、私の質問に笑ったところで、A子ちゃんが戻ってきたので回答は得られず。
「私、もう今世で終わりにしたいんです。来世は要りません。十分に人生を味わったので極楽浄土へ行く方法を教えてください」こんな質問する人いる？笑
A子ちゃんもびっくりしてました。A子ちゃんは大切な人に会えなくなるから今世で終わりたくないなぁって。
私の母が亡くなってから50年になります。早く、天国に行かないとお母さんに逢えないから。昔、亡くなった人は年数とともに、どんどん上に昇っていくと何かで読んだのが、ずっと頭に残っていてね。お母さんに逢って「がんばって生きてきたよ」って伝えたい。そしてぎゅーーーって抱きしめてもらいたいんですよね。
正直、死ぬことは怖くないし、まだやりたいことがあるけれど、今世でやり切りたいと思っているので。輪廻転生がいつまで続くのかは誰も分からないけれど。いや永遠に続くモノでもありますね。
滝行、通常は3回で終わりなんですが、写真や動画を録りたい人は4回目も可能。どうしますか？と聞かれましたが、私もA子ちゃんも「写真はいいです」と即答。たぶんA子ちゃんも同じ気持ちだったと思うのだけれど。
神聖な場所。貴重な体験。自分の記憶と心の中だけで留めておきたい。。。そんな気持ちでした。
滝行を終えた後の、A子ちゃんと私の表情の変わりよう！こんなにも変わるものなんだ！毎月来られている方もいらしゃるそうで・・・うん、わかる^^
ご祈祷の時間も心洗われる
来年も一緒に行こうね❤とA子ちゃんと約束。でも、そのまえに願いが叶ったら、御礼で行こう！ということになり、もしそれが真冬だったらどうする？！って大笑い。僧侶の方曰く、意外と冬のほうが水は温かく感じるらしいです。雨の日のプールと同じですよね。
なんか真冬でもチャレンジできそうな気がしています。あっ、初めての方は真冬はNGだそうです。やってみたい方は今月中がお勧めです。
冬はこの七輪で暖をとるのだそう。いいですよね。
滝行終了後、世界三大荒行を成満した僧侶の方が、修行中に写経した木剣と撰経を用いて、滝行で積んだ大功徳を神仏へ届ける為、特別祈祷を行ってくださいます。お経の声が心地よく。撰経で頭と肩と背中を撫でて下さるのですが、背中を撫でられたとき、とめどめもなく涙が溢れてきました。心の中は「無」で悲しいとか辛いとかの感情は一切ないのに、こんなにも涙って溢れてくるんだと、自分でもビックリ。自分の意識がないところで、いろんな感情を吐き出していたのかもしれません。
背中を撫でられたとき「もういいんですよ」って言ってもらえたようで。
どんな人も、見えている部分だけではなく見えない部分があって、いろんなことを抱えながら生きています。自分の黒い部分も処理できない感情も。それでも前を向いて笑顔で生きていく。人生ってそんなものなんだなと思います。
「難」があるからありがたい。だから「有難う」と言うそうです。日々「ありがとう」という感謝の気持ちが常にある。どんなことに対しても有難うと受け入れられる自分になりたいと思った、人生初の滝行体験でした。
心広く、器広くはまだまだだけど、とにかくスッキリした自分がいました。わざわざ滝に打たれなくても？と思う方もいらっしゃるかもしれないです。でもその「わざわざ」を行動に起こすことで得られることもあります。これは滝行だけではなく。
だからA子ちゃんのように「行くー！」って即答できる人って素敵だな✨と思います。A子ちゃん、一緒に行ってくれてありがとう♡
今日は長い長いブログになりましたが、最後まで読んで下さってありがとうございました。
最後に・・・私が僧侶の方へメールを送った内容と返信を記載します。
丹波篠山妙福寺さま
今日はお世話になりありがとうございました。とても貴重な体験、有意義な時間を過ごさせて頂きました。「身体健全」「開運勝利」ご祈祷ありがとうございました。
背中を撫でられたとき、肩の力が抜け「もういいよ」って言ってもらえたようで、涙が止まらなく自分でも驚きました。また、滝行の厄落としの時間も、背負っていたものが流れたようでした。
1分ほどの感覚でしたが、3分あったとのこと。いい意味で、すべてが「どうでもいいこと」なんだと思えました。（どうでもいいという表現は間違っているかもですが・・・）
様々な煩悩に心を悩まし煩わせるのは自分。悩みや苦しみの原因は自分でつくっているんですね。頭では分かっていても、なかなか肚落ちさせることができずでした。
今日の時間を大切に心に置き、願い叶ったときには改めて伺いたいと思います。本当にありがとうございました。
長々と失礼いたしました。季節の変わり目、どうぞご自愛ください。
中村美枝子
中村様
おはようございます。昨日は滝行お疲れ様でした。滝行やご祈祷を通して色々と感じられた１日だった事、大変嬉しく思います。
神仏や修行はその人その人に応じて、必要なもの、足りないもの、考え方など、必ず何かメッセージを下さいます。それを受け取るには、受け取る人の度量が重要です。中村様にはその度量が修行を通して備わったということです。
どうか滝行を通して得たものを糧に、これからの生活に役立てていただけると幸いです。
ちなみに、「すべてがどうでもよいこと」という考え方、私も大好きです。全てあってないようなもの。あるとないが表裏一体であること。生きると死ぬもこれまた表裏一体であります。
また深いお話ができます事、大変楽しみにしております。
今後とも、何卒よろしくお願い致します。
丹波篠山妙福寺 合掌
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幼少期から様々な家庭環境の中で育ち、まぁまぁ波乱万丈の人生をおくる。40歳のとき「私の人生このままでいい？」の自問自答で「私を生きる暮らし」にシフトチェンジから14年。
暮らしオタク、人生オタク。チャレンジ精神旺盛。まずはやってみる！話すこと、文章にすることが大好き。まだまだ人生学びの日々。死ぬまで勉強！
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