自分らしく生きるには「ねばならない」をやめる

って・・・世の中ではよく言われていますが。

ゆる～くここちよく！時には厳しく
あなたの暮らしにココチよいヒントをお届けするライフリクリエイター 中村美枝子です。

いやいや、「～～するべき」「やらねばならない」って完全消滅はできないと思いません？
例えば「働かねばならない」って、3つの意味がある。

●経済的な生活のために
生活を維持するために経済的な不安を解消する

 ●社会の一員として
社会に貢献することで、自己の存在意義を見出したり、それぞれの役割を果たす

●自己実現のために
仕事を通じて目標を達成したり、夢を実現したりする

生きていくためにはお金が必要だし、何のために生きているの？の存在意義もあったほうが人生楽しい。夢を実現するためにお金を稼ぐこともそうだけど、仕事を通して得られることもたくさんあります。

ねばならない・・・の呪縛

「ねばならない」って、やっかいですよね。自分自身に「ねばならない」を課していくと、それができなかったときに「わたしって駄目だ・・・」って自分を責める。他人に「ねばならない」を課していくと、それができないときに「えっ！できないの？」って他人を責めます。

この「ねばならない思考」は完璧主義者に多いといわれています｡そもそも完璧な人間なんていないのにね。
私も昔は「ねばならない」に捕らわれた完璧主義者でした。時間をかけてそれらの思考をドンドン緩めると、ずいぶんと生きやすくなったと思います。緩められるようになったのは、歳を重ねるごとに出来ないことも増えてきたせいもある・笑

それでも「ねばならない」は、完全に消えることはないんですよね。どうしてだろう？って、いろんな角度から、自分自身を客観的に見てみると･･･なるほどね！と思うことがありました。

「ねばならない」なのか「やりたい」なのか

「ねばならない」のその奥にある気持ち。それによって「ねばならない」の意味は大きく違ってくるのでは？と思っています。
どうして「ねばならない」って思ってるのでしょう？　ねばならないの行動より、ねばならないの意味のほうが大事です。自分の本心を知ることで「ねばならない」の実態がわかります。

例えば、私の場合。わがやの息子。昨年の夏、留学のためカナダへ旅立ちました。昨年といえば円安の影響で、日々変化する為替レートの数字に振り回された半年間。それはそれは目の玉が飛び出るほどの勢いで、私の脳裏には「働かねばならない」の言葉が延々と回り続けていました。(今年に入り少しマシになったものの、それでも･･･です)
加えてカナダの物価高にも驚き・・・挙句の果てに日本も物価がどんどん上がる。

働かねば・・・。働かねば・・・。でもこの「ねばならない」の奥にある気持ちは、息子の生活を守らなければならない。その奥の気持ちは「息子の夢を叶えたい」「息子の将来を応援したい」という私自身が「やりたい」という気持ち。

「ねばならない」という思考は、ネガティブに取られがちですが「やりたい」という気持ちが隠れている場合、行動することの原動力にもなり、心が元気になるスパイスにもなる。

思考や感情の奥にあるもの。上辺だけでは気づかないことがたくさんあります。思考や感情だけでなく、物事どのようなことも自分の本心に触れることで生き方が大きく変わってきます。

あなたが「ホントの気持ち」と思っていること・・・実は上辺の気持ちかもしれません^^

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