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子どもの可能性どう伸ばす?どこまで応援する?

来春から大学生になる娘。
“0期生”としてスタートしました。

毎日の暮らしに心地よいヒントをお届けするライフリクリエイター中村美枝子です。

日曜日に登学日があり、たくさんの宿題を持ち帰ってきました。

そのうちのデッサン。
高校の授業は、もうセンター試験対策に入っているらしく、娘はといえば『つまらない』とつぶやいています。
(進路が決まってしまえばそうなる気持ちもわかります)

お友達たちも、指定校推薦や一般推薦で合格が決まった子たちが増えてきました。娘は早々にAO入試で8月に決まったのですが、うかうかと緩んでいる場合ではなくて、入学までの半年間しっかりと事前対策があるようです^^

でも、親としてはありがたい対策ですね。

その時の様子はこちら→→大学受験「AO入試」ってなに?

先日の美術の授業で大学の宿題をさせていただいたようです。先生、ありがとうございます。

大学受験を意識し始めてから、デッサンの感も取り戻してきたようで、この数か月で、少しは上手になりました。

幼稚園から小学校6年生まで絵画造形教室に通っていましたが、やめてからは、めっきり絵を描く機会がなくなり
はっきり言えば『へたっぴ』になっていきました・笑

高校も美術を選択していましたが、ずっと続けている子にはかなわない。娘はバスケットボール部だったので『主』は美術よりバスケに。

子どもの可能性 どこまで応援する?

よく皆さんから言われるのが、ずっと(小学校のミニバス2年。中・高で6年間)バスケやってたのに美大?!と驚かれることも多く・笑 他のお母さん方には、スポーツ少女のイメージが強いみたいです。

娘が通うことになる大学は芸大です。最終、芸大を選びました。とにかく小さいころから様々なことに興味がある子でした。絵画教室、英会話、お習字、よさこい、ダンス、バスケットボール。卓球、テニスもパパと弟と3人でよくやっていましたね。何かに偏るということはなく、家遊びも外遊びも大好きで。小さい頃は工作も大好き。手芸も大好き。小学校高学年に入ってから『写真』に興味を持ち出し、カメラ大好きな子になりました。中学、高校と写真の腕もメキメキと上がり、高校に入ってからは動画作成もやり始めました。とにかく『ものづくり』は好きなようです。

こうして並べると『なんでもできるんですね』みたいな感じですが・笑 どんなこともチャレンジするのが好きで、どれもズバ抜けて出来る訳ではありません。ただ『自分の好き』を追求したら、いろんなことが出来ていた感じです。

高校になって、ほかのお母さんたちに言われるのは『よく芸大、行くの許したね』って。娘の通う高校は進学校ということもあって、美大・芸大への受験も娘を含め2人だけでした。価値観の違いでしょうね^^ 『許したね』というよりは、私が『美大か芸大にすれば?』と問いかけました。普通ってなにが普通かって前提ですが。『美大、音大、スポーツ一本』は、将来のことを考えると親はあまり進めないようです。これで食べてけるか?!ってことなんでしょうね。

娘の小さい頃の夢は『小学校の先生』これは中学2年生まで変わらず言ってましたね。それが中学2年生の時の“トライやるウィーク”で小学校へ行ったんです。そこで夢は夢で終わりました。実際の先生方のお仕事を見て、思っていたより大変だったということ。そこから一気に冷めていきました。親もびっくり。小学校1年生の時から『小学校の先生になる!』って言い続けていたので。

常に問うことは『あなたはどうしたいの?』

そこから将来、どんな職業に就くのか。いろいろと模索し始めましたよ。一時は『救命救急士になる!』とか。私がしたことは、どんなときも『否定』をしないこと。娘が就きたい職業。娘がやりたいことを口に出したとき、ありとあらゆる情報を与えます。それを知って娘がどうしたいのか?どうするのか?を選択させます。

高校受験の時も、正直なところ娘の成績では厳しかったのですが『絶対に〇〇高校でバスケをする!』という意思が強く。中学一年生の時から志望校記入のたびに「〇〇高校」しか書かなかったくらいです。

私もパパも、ギリギリで入学して3年間しんどい思いするよりも、自分の成績にあった高校に行ってもいいよ?と何度も話しましたが、娘の気持ちは変わらず。(誰に似たのか?超頑固です・笑)

今回の芸大を選択したのも、どんでん返しがありました・笑 趣味の写真が趣味の範疇ではなくなり、私も娘の可能性を伸ばそうと思いました。そうして応援しているうちに娘も『カメラマンになって世界中を撮りたい』というように。私がいつも娘に言っていたことは『あなたが好きなこと、あなたがやりたいことをしなさい。あなたが一生懸命にすることは、お母さんはどんなことがあっても応援する』と。

そして、大学のオープンスクールで写真学科と一緒に映画学科も体験しました。心は完全に『写真』だったはずが、入試も2つの学科を受験したんです。お陰様で2つとも合格し、娘は1期のAO受験でしたので、どちらか選択できます。(ここの大学は1期で両方合格した場合どちらか選択、2期での受験は両方合格しても第一希望のみ)

映画製作がとてもとても楽しかったようで、出願の最後の最後に「映画製作」を選びました。

先のことなんて誰もわからない

芸術学部 映画学科 映画製作コースに決定。もうびっくりです。娘が迷っているときにアドバイスしたことは、『写真はひとりでも勉強ができるけど、映画は教えてもらわないと出来ないこと』この言葉で決めたかどうかはわかりませんが^^

映画の勉強をしつつ、写真も並行してやっていくようです。4年間、一生懸命勉強して必ず学んだことを活かせる職業に就くこと。は約束をしました。

この先、どうなるかなんてわかりません。世間一般でいう美大や音大は仕事に就けない。もしかしたらそうかもしれません。私は子どもを信じるだけです。でも信念をもってコツコツと積み上げたものは必ず花が咲くと思っています。娘はやり遂げるだろうなって^^

一人暮らし。芸大は授業もキツイと聞いています。バイトもする予定。娘が思っているよりも大変な4年間になると思います。でも、そこからたくさんのことに気づき成長してくれたら嬉しいですね。

私は子どもたちに魔法の言葉をかけながら子どもたちの夢を応援します。

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